毛包の構造
【毛包】とは髪を生み出す組織全体の事を指します。(毛根部分も含む)
【毛幹】
一番真ん中の棒のような芯が髪の本体で毛幹といいます。
この毛幹は角化した細胞が集まり押し上げられた死んだ組織です。
【毛根鞘】
毛幹を包み込んでいる皮のような役割を果たしている組織を毛根鞘といいます。
毛根鞘は大きく2つに分けることができ、内側の細胞からできているものを内毛根鞘、その外側を包んでいるものを外毛根鞘と言います。
【毛母】
毛母は毛幹や内毛根鞘の細胞の源です。
毛乳頭を包み込むような形で存在しています。
毛母細胞は毛幹の細胞、内毛根鞘の細胞に分化できますが、この分化は非常に精密であり、どのように細胞の分化を制御しているかは明らかになっていないようです。
【毛乳頭(パピラ)】
毛乳頭は毛母に囲まれています。
毛包組織の増殖と分化にもっとも重要な組織です。
毛乳頭はタマネギの頭を細く長く伸ばしたような形をしており、先端は毛幹の中心部の毛髄に侵入しています。
毛乳頭内部には毛細血管も発達しており、毛乳頭の重要なエネルギー補給源です。
【皮脂腺】
毛包の毛穴付近にあり、頭皮を乾燥や紫外線などから守ってくれる油分を分泌してくれます。
【アポクリン腺】
特定の部位にしか存在しない汗腺です。
人の場合は特にわきの下などに存在しワキガの原因と言われています。
毛包内にあるアポクリン腺も例外ではなく、アポクリン腺から分泌された汗は通常の汗よりも色々な物質が混じっている事が多いようでニオイの原因になるようです。